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| amazon musicで キャラバンは眠らない |
乃木坂46「キャラバンは眠らない」は2018年秋に発売された22枚目のシングル「帰り道は遠回りしたくなる」の収録曲でした。作詞は秋元康さん。また、４枚目のアルバム「今が思い出になるまで」(2019)通常盤 に収録されています。センターは齋藤飛鳥さんでした。
ミュージックビデオでは、齋藤飛鳥さんが引っ越しを終えて浮かない顔をしていたり、与田祐希さんは友人と一緒にカラオケをしても俯いていました。
そして、山下美月さんは耳にスマホを押し当てながら険しい顔をしていて、堀未央奈さんはバイト先で怒られています。映像の世界観は若者の悩みに焦点を合わせた演出となっていました。
歌詞考察
1期生の背中を追う2期生。それを追う３期生
キャラバンと聞くと登山家とかラクダをイメージします。ですが「キャラバンは眠らない」は乃木坂46の曲ですから、ツアー巡りとかシングルの宣伝活動といったところでしょうか。そう考えれば、乃木坂46は、ツアー巡りをするキャラバンということになります。ただ登山家と乃木坂46の共通点は、目標に向かって行動していることが考えられます。例えば、登山家は頂上へ向かう、乃木坂46は観客にライブパフォーマンスを届ける、というのが目標と言えます。だから「キャラバンは眠らない」の世界観も目標に邁進している彼女たちの世界観と考えました。乃木坂46は4期生が加入したばかりです。その世代交代を意識した歌詞があります。キャラバン先を急いで行こう！ キャラバンそこに道が見えるなら・・・信じる方角へ進むだけだ前の世代を越えろ！ 先人たちはこの地をただひたすら真っすぐに理想に向かって進んだんだ、という歌詞ですね。
前の世代とか先人は誰でしょうか。乃木坂2期生から見れば1期生を、３期生であれば１期生と２期生でしょう。そして４期生が加入したばかりですから、彼女から見た前の世代や先人もやはり乃木坂の１から３期生ということになります。だから、「キャラバンは眠らない」の歌詞における世界観は先輩を目標としてそれに向かう道のりと考えました。
終わりに・・・世代交代の歌
フロンティアその背中が遠くてもフロンティアいつの日にか追いつこう、という歌詞からは先輩の背中に追いつこうという決心が感じられました。センターの齋藤飛鳥さんは１期生ですから斎藤さんが先輩を追うというより、斎藤さんの背中を２期生や３期生が追うというイメージを持ちます。
３期生の山下美月さんは体調不良ということで23枚目のシングルは休養しますがドラマ「電影少女 2019」の主演を務めています。また２期生の堀未央奈さんも「ホットギミック」で映画初出演にもかかわらず主演に抜擢されました。こういった2期生や3期生の活躍を見ると確実に1期生の足跡を辿っていると思います。乃木坂46の世代交代が成功しているという意味で「キャラバンは眠らない」というタイトルになったのだと考えました。 終わり