乃木坂46二期生曲「ライブ神」歌詞考察。主人公がゾーンに入った | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46二期生曲「ライブ神」歌詞考察。主人公がゾーンに入った

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今が思い出になるまで
乃木坂46二期生曲「ライブ神(しん)」は4枚目のアルバム「今が思い出になるまで」通常盤 に収録されています。作詞は秋元康さん。

また、2017年夏に発売された18枚目のシングル「逃げ水」の収録曲でした。

ショートバージョンのミュージックビデオでは、二期生メンバーがライブスタッフと乃木坂メンバーの2役をこなしています。


歌詞考察


主人公はゾーンに入って無敵状態

「ライブ神」のタイトルの意味が気になります。神は信仰の対象になっていますから、主人公がライブパフォーマンスを行っている時に感じることができる存在とか観客から見た乃木坂46のライブパフォーマンスが神がかっているということでしょう。

歌詞は、パフォーマンスはいかが? 無重力みたい快感感じて浮遊して・・・宇宙に神がいるんだ太陽に照らされた彼方見たことないような大きな愛が見えるでしょう? 宇宙に神がいるんだ、とあります。

主人公はライブを行うことで高揚しています。その気分が宙に舞う錯覚を起こして宇宙に届いたかのような表現になっているのですね。それは神が為せる業だと感じた主人公が、宇宙に神はいると感じたのでした。となると、ライブ神は主人公がライブ中に高揚したことで感じる想像上の存在ということになります。

神は架空の存在ですからどんな形なのかというのは「ライブ神」では書かれていませんでした。また、そこには見えないのに美しい何か輝くでしょう? やっぱり神はいたんだ胸の奥共鳴している、と歌詞がありますから、主人公はライブ神が見えたのではなく、共鳴しているのですね。

宇宙まで行ったかのように神の存在を感じるなら、神は太陽神というイメージを持ちました。日本で言うところの天照大御神などでしょうか。こうなると神というより太陽そのものを主人公は崇拝していることになりますね。自分は人前に立つのは向いていないと消極的になるよりは良いと思います。歌詞は、今まで神が見えなかった、と終わっていました。つまり、ライブに開眼したということになるのでしょう。 

終わりに


スポーツ選手が好成績を出した時に「ゾーンに入っていた」と言うことがあります。これは選手が、集中の極限に達したことで負ける気がしなくなったことを言いたいのでしょう。いわゆる無敵で、理想的な精神状態にあったということになります。そのゾーンに主人公は入って最高のパフォーマンスを行うことができたというのが「ライブ神」の世界観だと考えました。 終わり