歌詞の意味を考察・・・「2度目のキスから」どうするのか?
「2度目のキスから」気を付けろ。キスの相手は遊び人かもしれない。
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「2度目のキスから」拒絶したくなったのであれば、冷え切った関係にある主人公とその恋人という想像ができます。
「2度目のキスから」情熱的になったということなら、主人公と恋人は、良好な関係にあると言えました。
果たして、「2度目のキスから」に続く言葉は、ポジティブなものでしょうか。
歌詞は、次のようになっていました。
2度目のキスから気をつけろ! 薄目を開けて見極めろ!
この歌詞では、「2度目のキスから」情熱的な展開になるとは考えにくいです。
だから、ネガティブな「2度目のキスから」という解釈ができました。
ですが、見極めろ! という歌詞があります。
後ろ向きな表現ではありますが、恋人に対する表現にしては違和感を感じました。
では、何を見極めろというのでしょうか。それは、次の歌詞でわかります。
こういうことを私以外みんなにもしてるでしょう? NO! と言ってよ クズじゃないと
キスの相手は、恋人ではありませんでした。
だから、「私」は、不安なのです。キスした相手が、私以外に同じようなことをするクズではないかという心配があるのでした。
そんなクズと恋人になる気がない「私」は、誠実な男性を好んでいることがわかります。
さらに、下心しかない男の特徴を表している歌詞が、散りばめられていました。
・釣られた魚は餌なんかもらえないぞ
・下心だけの釣り針ご用心
・ゆっくり料理しようとする
・うっとりと唇重ねてしまう催眠術
・抱き寄せられた瞬間深みへとはまってく
「私」が考えるクズな男は、下心しかない釣り針で、女性を釣る人間です。
そのような人間に警戒する理由は、次の歌詞にありました。
1回だけのロマンスなんて付き合ってられないわ 遠回りをするほど若くない 愛で失敗しないために 雰囲気では絶対流されない
「私」は、熱しやすい性格ではありますが、若くないという自覚があります。
だから、1回目のキスが、釣り上げた女性をゆっくりと料理するかのようなそれであれば、警戒してしまうのでしょう。
惚れっぽくて恋の催眠術にかかりやすい「私」にとって、恋は落とし穴ばかりなのです。
「私」は「2度目のキスから」冷静を心がけているのでした。
終わりに
ちなみに、心理学者のマクリアンは、積極的な接触を図る男性には注意すべきだと言っています。理由は、積極的な男性は、愛が深いからではなく自分勝手なだけということでした。
だから、1度目のキスで雰囲気に流された「私」が「2度目のキスから」冷静にならなくちゃ、と考えるのは、理に適っているのです。 終わり
■2度目のキスから
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また、2016年の秋に発売した16枚目のシングル「サヨナラの意味」のカップリング曲でした。
歌詞は秋元康さん。
歌唱メンバーは、真夏さんリスペクト軍団の4人(秋元真夏・相楽伊織・鈴木絢音・渡辺みり愛)です。