歌詞の意味を考察・・・カメムシにとって「あなた」は、どんな存在か?
「あなた」は、カメムシ(私)を導く光の王子様で、平等に陽を照らす希望である
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だから、演劇の形になっていると見当をつけることができました。
どのような物語が展開するか予測不能です。
ただ、命の真実の命は、カメムシなのかなと見定めました。
歌詞は、次のような表現になっています。
あなたの瞳に映る私はどんな生き物? 人間 それとも取るに足らない虫でしょうか?
取るに足らない虫は、カメムシのことを言っているのでしょう。だから、「私」はカメムシと考えて良さそうです。
では、「あなた」は、人間なのでしょうか。それとも「私」と同じカメムシでしょうか。
歌詞には、この愛(見た目は)はこの愛(違っても)、とあります。
カメムシである「私」と見た目が違うことから、「あなた」が人間であることがわかりました。
しかも、王子様です。「あなた」は、人間のヒエラルキーのトップに近い存在と言えました。
そして、この愛、という表現もあります。カメムシと王子様の愛ということがわかりました。
ここで、王子様は、なぜ、カメムシに恋をすることができたのかという疑問が生じます。
その理由は、次の歌詞にありました。
僕にはちゃんと見えてる 君の心が 姿かたちではない命の真実
王子様は、「私」の心が見えているのでした。その心が、命の真実なのです。
このことから、「命の真実ミュージカル林檎売りとカメムシ」のタイトルにある命の真実の意味がわかりました。
「私」の命の真実を、王子様こと「あなた」に見定められています。
そのことによって、「私」の心境に変化が訪れました。それがわかる歌詞は、次になります。
私を導く光のように この愛 ちっぽけな存在 気づいてくれた 今幸せに生まれた その意味がわかったよ
そして、私を導く光という歌詞は、言葉を変えて登場します。
夜が明ければ どんな暗闇も消える 誰も平等に陽は照らす それが希望
「私」にとっての夜は、カメムシとしか認識されないことでした。
そして、命の真実を見定めることができる「あなた」のおかげで、「私」は、生きている実感を持つことができています。
だから、「あなた」は、王子様で、「私」を導く光で、平等に陽を照らす希望と考えることができました。 終わり
■乃木坂46 生田絵梨花「命の真実ミュージカル林檎売りとカメムシ」■
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そして、2016年の夏に発売された15枚目のシングル「裸足でSummer」の収録曲でした。
歌詞は秋元康さん。