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そして、2015年夏に発売された12枚目のシングル「太陽ノック」にも収録されています。
歌唱メンバーは、センターの堀未央奈さんを含めた18人のアンダーチームでした。
歌詞考察・・・「私」と「彼」はどのような関係か
「私」は「彼」に恋心を打ち明けることができない
タイトルからは「私」が特定の誰かに恋心を抱いているのだろうなと想像ができます。その誰かが「私」の恋人であれば、微笑ましい世界観になっていることでしょう。そして、付き合っていても常に振られる心配をしてしまうのも恋愛にありがちな心境です。そんな不安が歌詞となっているのでしょうか。
あるいは、恋心を抱いている対象が男友達で、恋心を打ち明ける勇気が「私」にない場合も考えられます。
歌詞を読んでも、異性の友達に恋心を抱いているだけなのか、恋人とのデートが名残惜しいのかまではわかりませんでした。ただ、気になるのが「彼」という表現です。
「彼」という呼び方は、付き合っているとしても、よそよそしくて距離を感じる言い方だと思いました。「私」とは違う、「彼」を待つ家庭があるような、さもしい想像をしてしまいます。
じゃあねって背中を向けて人混みに消える人その背中を目で追ったら切なさが溢れる泣きそう・・・人は誰もがどんな別れ際でもこれは最後になってしまったらと不安に思うもの 明日会えるのに
明日会える、ということは「私」は「彼」と毎日顔を合わせることができる環境にいることになります。「私」と「彼」は、付き合っているのではなくて勤務先の同僚だと思いました。
退社して同じ方向に帰る「彼」と他愛もない会話をして別れるだけの関係が「私」は辛いのではないでしょうか。だから、歌詞では「彼」とか「じゃあねって背中を向けて人混みに消える人」とよそよそしい表現になっているのだと思いました。
「私」が、もし「彼」と付き合っていれば、魔法の鏡覗き込んで私生活を眺めよう、という歌詞にはなっていないでしょう。「彼」が恋人であれば、私生活を知らないはずはないからです。
そして、「彼の私生活を覗きたい」と思う自分を「私」は恥じているから、そんなこと口にしたら私のこと嫌いになるわだから微笑んで手を振るのよ、という表現になっているのだと思いました。
つまり「私」は「彼」の前では好意を持っていると悟られないように努めていることになります。「別れ際、もっと好きになる」という楽曲は、「私」の強がりが切ない世界観になっているのでした。
終わりに
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「無表情」の「私」も恋をしていることがバレることを恐れて、恋はいつでも無表情で気持ちなんて教えたくない、という歌詞になっているのでした。 終わり