乃木坂46のアンダー楽曲の中でも、独特の浮遊感と切なさを纏った名曲「海流の島よ」。
今回は、この楽曲の歌詞に込められた意味と、歌い手が「誰に向かって語り掛けているのか」という点について考察していきます。
風に運ばれる記憶
歌詞の中に登場する「海流」とは、単なる物理的な水の流れではなく、時の流れや運命、あるいは離れ離れになってしまった人々を結ぶメタファーではないでしょうか。
誰に語り掛けているのか?
この曲の主人公は、島(=自分の居場所や過去)に留まりながら、遠くへ行ってしまった誰かを見送っている、あるいは記憶の中の人物を反芻しているように聞こえます。
(楽曲のイメージに合わせた波打ち際のアイコンの代わりに)
「海流」という抗えない大きな力に身を任せながらも、そこに留まる選択をした主人公の孤独と、それを肯定する強さを感じます。