『思ったよりも寂しくない』の歌詞の意味を考察
櫻坂46「BAN」TYPE-D/Amazon |
今記事の『思ったよりも寂しくない』の歌詞考察は、以下の内容になっています。
- 単独行動が、思ったよりも寂しくない理由
- MV監督・後藤匠平さんのインタビュー
- 歌唱メンバー
自分を気にかけてくれる人がいる
何をもって「寂しくない」と考えたのか気になりますね。
以下の歌詞に、寂しくない訳が表現されていました。
思ったよりも寂しくはないよ 一人で歩いてたって Don’t worry 思ったよりもしあわせかもしれない いつもとは違う道歩こう まわりの風景に気を取られちゃ 足下の花見逃すよ そんな不器用な私のこと見ていてくれる誰かがいる
その結果、覚悟してたより平気だったかも…意外に強かったんだ 新しい景色が広がった It’s OK!覚悟してたより穏やかな毎日よという心境に至るわけです。
主人公の「私」が孤立することを恐れていることが分かります。そんな時に、自分を気にかけてくれる存在に気づいたのですね。
だがら、主人公は、単独行動に対するネガティブな印象を払拭できたのでしょう。
さらに、主人公の【思ったよりも寂しくない】という心境が、ミュージックビデオの後半に反映されていて印象深かったです。
MV監督・後藤匠平さんのインタビュー。バリケードは孤立を恐れる心
MVの監督である後藤匠平さんが、【BRODY 2021年6月号/制作陣が徹底解説 櫻坂46のつくり方】のインタビューを受けていました。
後藤監督は、『思ったよりも寂しくない』の歌詞を「一人で歩くのもいいものだ」と解釈しています。
MVのオープニングは、山崎天さんがアスファルトのバリケード前で浮かない顔をしています。
ですが、エンディングの空撮映像で、山崎天さんがアスファルト上のバリケードを、くぐり抜けてただ一人、まっすぐに突き進んでいます。
山崎さん以外の出演者たちは、バリケードをくぐったものの、道路脇に散っていきました。
バリケードをくぐる山崎さんの凛々しい表情からは、単独で行動するのだという決意が読み取れました。だから、バリケードは、孤立を恐れる心と解釈できます。
歌詞の【思ったよりも寂しくない】という心境が、MVに反映されていますね。
さらに、後藤監督は、アスファルトにビデオカメラを転がせたことにも意味を持たせたと語っていました。何かを諦めないと前に進めないことを表現したとのことです。
カップリング曲「偶然の答え」もストーリー性がありましたが、『思ったよりも寂しくない』も考えさせられるMVになっていました。
『思ったよりも寂しくない』歌唱メンバー
山﨑天センター楽曲『思ったよりも寂しくない』 は、櫻坂46 2nd Single「BAN」のTYPE-Dに収録にされています。作詞は秋元康さんです。センターは、山崎天さんです。
フォーメーションは、以下の通りです。
三列目(大沼晶保、幸阪茉里乃、斎藤冬優花、増本綺良、守屋茜、遠藤光莉)
二列目(田村保乃、森田ひかる、小池美波、藤吉夏鈴、菅井友香)
一列目(小林由依、山﨑天、渡邉理佐)