本記事で、次のことを書きました。
①『明日がある理由』の歌詞は、君への言語的説得(励まし)である⇒ポジティブになれる
②自己効力感の源は、【言語的説得】と【達成経験】
③挫折経験も肯定できれば最強(ニーチェの運命愛)
④白石麻衣さんが乃木坂46に、9年間在籍できた理由
終わりに、歌唱メンバーを書きました。最後まで、ご覧ください。
ポジティブになれるのは、歌詞が言語的説得(励まし)だから
『明日がある理由』は、ポジティブになれる曲です。歌詞が、「君」を受け手とした二人称視点となっているからでしょう。
励ましは、専門的な用語で【言語的説得(励まし)】と言いました。
次の歌詞は、【言語的説得(励まし)】です。
昨日できなかったこととか今日できなかったことを またもう一度 君がチャレンジできるように 明日があるんだ
部屋の隅のゴミ箱に丸めた紙くずを投げて 一発で入る時と何度やっても入らない時 きっと運という名の風が吹いてるんだ
一度や二度の失敗が何だ!明日があるさ。やればできる!と鼓舞されているかのようです。
特に、ゴミ箱という歌詞が個人的に、お気に入りの表現です。
ゴミ箱を【自分なりの目標】に置き換えました。
そうすると、<目標達成に能力は関係ない>とでも言われているようで、明日があるさとポジティブになれます。
自己効力感の源泉は、言語的説得の他にも達成経験がある
目標の到達度合いと能力に関係性がないと考えれば、自己効力感が生じます。
自己効力感は、言語的説得(励まし)の効果です。
自分でもできたという経験は、達成経験と言いました。達成経験も、自己効力感の源泉となります。
いわゆるモチベーションが湧いた状態ですね。
最後に/ニーチェの運命愛と白石麻衣さん
挫折経験も肯定できれば最強(ニーチェの運命愛)
<運命愛>は、挫折経験も含めて、自分を肯定できる人生そのものという意味がありました。
何事も、上手くいかないのが人生です。励ましの言葉をかけられると、やる気が漲るものです。
そうやって、挫折を乗り越えることができれば、自分を肯定できるのですね。
自己効力感の源泉は、【言語的説得(励まし)】と【達成経験】です。
自己効力感で、ネガティブな出来事を乗り越えることができれば、ニーチェの<運命愛>の領域に達することができるのではないでしょうか。
今は、コロナ禍で経済的な苦境に陥るなど自分を見失いやすい状況です。そんな時でも、声をかけてくれる人を大事にして、<運命愛>の領域に達したいものです。
もちろん、私も、人のモチベーションを高められるような言動をとるよう気を付けます。その結果、達成経験を持たせることができれば、なお良いですね。
白石麻衣さんが乃木坂46に、9年間在籍できた理由もニーチェの運命愛
フジテレビの『突然ですが占ってもいいですか?SP』(2021年1月27日放送)に、白石麻衣さんが出演されました。
乃木坂46に在籍していた時のエピソードで、ニーチェの運命愛を感じます。
天星術師・星ひとみさんが「(2011年)11月に辞めたかったでしょ?」と聞きました。
白石さんは「アイドルになろうと思ったわけではない、周囲についていけなくて、辞めようと一瞬決心しかけた」と言います。
星ひとみさんは「ファンと触れあったのかな?周りの影響でパワーをもらって、この人たちの為に、乃木坂46をやっていこうかな。そういう感覚をもっていたのでは?」と推測。
この台詞で、ファンとの触れ合いが、白石さんの活動動機だなと納得しました。
中学2年生の時の不登校も話題にあがっています。同級生に声をかけられたことで、別室登校という形で学校に通うことができたとのこと。
白石さんが、9年アイドル活動できたのは、ニーチェの運命愛の境地に至ったからだと解釈しました。
『明日がある理由』は、26thシングル「僕は僕を好きになる」全タイプ(TYPE-A〜D、通常盤)の収録曲です。歌詞は、秋元康さん。
歌唱メンバーは、次の18人です。
秋元真夏、生田絵梨花、岩本蓮加、北野日奈子、梅澤美波、遠藤さくら、大園桃子、賀喜遥香、久保史緒里、齋藤飛鳥、新内眞衣、高山一実、筒井あやめ、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、山下美月、与田祐希。
『突然ですが占ってもいいですか?SP』で、星ひとみさんが、1期生の誕生日を見て推測した性格が面白かったです。
齋藤飛鳥さんが、誰も手がつけられないマイペース。
西野七瀬さんも、超自由人。
生駒里奈さんと松村沙友理さんは、人の話を聞かない。
秋元真夏さんと高山一実さんは、愛嬌や笑いを取るのに一生懸命。
それぞれ、番組から受ける印象と近いものがありますね。