自分を全肯定するアファメーションで、行動を起こすことが大事
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ポジティブなタイトルですが、昨日できなかった夢の続き、という歌詞が気になります。
主人公が、夢を叶えるべく努力を重ねていることは分かります。では、その夢とは何でしょうか。
どんな言葉かければ振り向いてくれるのだろう前を歩いてる夏服の愛しい君
主人公は、夏服の「君」に声をかけたがっています。なので、主人公の夢は、「君」と仲良くなることでしょう。
名前も知らない、という歌詞がありますから、主人公と「君」は互いに面識がない状況です。
ここで、なぜ、主人公は「君」に声をかけないのか疑問に感じました。
おはようと声をかけるだけでも良いはずです。挨拶が返ってこないから、声をかけないのは理解できます。
ただ「君」を眺めているだけの主人公は、ネガティブ思考の持ち主なのかもしれません。
例えば、次の歌詞。
2人の距離が縮まらなくたって未来のどこかで会えればいい
この表現から、主人公は、「君」の冷たい反応を恐れているように感じました。
マティーナ・ホーナーは、成功に対してマイナスな印象を抱いてしまうことを『成功恐怖理論』と提唱しています。
人は、成功を夢見ても、ネガティブな結果を恐れてしまい行動を取らなくなる心理に陥りやすいのです。
主人公の心理そのものです。
そんな主人公は、『アファメーション』を取り入れるのが良いでしょう。
『アファメーション』は、願望を明らかにし自分を全肯定することで、理想の自分に近づくという考え方でした。
ネガティブな気分にこそ、アファメーション
ただ、ホーナーは、ネガティブな想像をしても行動を起こすしかないと言いました。
それを踏まえると、主人公に必要なのは、行動あるのみということになります。
毎朝、「君」と目を合わせて、オハヨー!と声をかける習慣を作るだけでも良いのです。
おはようと声をかけて迷惑がられることもあるでしょう。いわゆる生理的に無理というものですね。
そうなったら、『毎日がBrand new day』とは真逆の結果になるのは確かです。
ただ「君」を眺めているだけで、『毎日がBrand new day』と考えているのなら、哀しいことです。
実際のところ、主人公は『君』と付き合うことで『毎日がBrand new day』と感じたいはずです。
ネガティブな主人公は、『アファメーション』の間違った形に陥っています。本当は願望を叶えたいけど、無理に決まっているという思い込みに支配されているのです。
その思い込みが、2人の距離が縮まらなくたって未来のどこかで会えればいい、という歌詞からビンビン伝わってきます。
もちろん、声をかけて生理的に無理という反応が返ってくることを考えれば、前向きになるのは難しいでしょう。
でも、2人の距離が縮まらなくたって未来のどこかで会えればいい、という考え方は寂しいです。
だからこそ、『アファメーション』で前向きになって、行動を起こす必要がありました。
まとめ・・・好意を持ったら、声をかけよう
- 自分を肯定的に捉える(アファメーション)ことで前向きに。
- ネガティブな気持ちになった時こそ、『アファメーション』で行動を起こそう。
■毎日がBrand new day■
三期生曲『毎日がBrand new day』は、乃木坂46の25枚目のシングル「しあわせの保護色」の収録曲になります。歌詞は秋元康さん。
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