歌詞の意味を考察・・・主人公が、謝っている2つの理由
心変わりした恋人の気持ちに気づけなかった。わがままばかり聞いてもらっていた
amazon music はこちら |
恋人に謝る状況は、相手の期待を裏切った場合でした。
借金がバレたなどは、恋人を幻滅させます。ですが、乃木坂46にそぐわない世界観と言えました。
歌詞には、ごめんねずっと言い出せずに悩んでたのね 私の他に好きな人があなたにできたこと、とあります。
このことから、「あなた」が別れたがっていることに「私」は気づかなったことになりました。
だから、「ごめんねずっと...」の後に続く言葉を推測すると、ごめんねずっと...恋人の気持ちに気づかなかった...ということになります。
本来なら、ごめんねと謝るべきなのは、他に好きな人ができた「あなた」でした。
「私」は振られた側なのに、謝っています。彼女は優しすぎる性格と言えました。
特に、過ぎった日々も 終わる恋も 本当にありがとう、という歌詞にあるように、感謝の気持ちさえ持っています。
健気な主人公だと思いました。
恋人に、好きな人ができたから別れてくれと言われたら、冷静でいられる人は少ないでしょう。
落ち込みは尋常ではないと思いました。ましてや、頬に落ちるその涙が、という歌詞があります。
「私」が、「あなた」に振られたことで、ショックを受けていることは間違いありません。
なのに、その涙が なぜか とっても温かい、という表現がありました。
涙を温かく感じた理由は、ごめんねずっと わがまま言ってばかり、という歌詞でわかります。
「あなた」は自分より、「私」を優先させてきたのでしょう。
そのことに、感謝を感じているから、「私」は流した涙が温かく感じたのです。
だから、主人公が「ごめんねずっと...」と謝った理由は、2つあると思いました。
1つは、「あなた」の気持ちが自分にないことに気づかなかったこと。2つ目は、「私」のわがままばかり聞いてもらっていたこと、になると解釈します。
終わりに
「私」は、「あなた」に振られたにも関わらず、彼に申し訳なさを感じていました。彼女が、「あなた」に「ごめんねずっと...」と謝る理由は2つあります。
「あなた」の気持ちが自分にないことに気づかなかったことと、「私」のわがままを優先してくれたこと、の2つでした。
「私」が、自分を振った「あなた」に、ネガティブな感情を抱かなかったのも、わがままを聞いてくれたという感謝があったのだと解釈できます。 終わり
■ごめんねずっと...■
乃木坂46 西野七瀬「ごめんねずっと...」は、11thシングル「命は美しい」(2015)に収録されています。
歌詞は秋元康さんでした。
歌詞は秋元康さんでした。