歌詞の意味を考察・・・｢僕｣が知りたいこと
｢君｣を知りたいという「僕」の気持ちは、恋心なのかどうか
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タイトルから、何を知りたいのか？と感じました。
恋の歌が多い乃木坂46楽曲です。だから、主人公は、片思いをしていると想像しました。
そうすると、片思いの期待や不安で高鳴っている様が、歌詞で表現されていると思います。
歌詞には、好きとか恋だとかそういうのではなくて君を知りたい、とありました。
｢僕｣が、知りたいことは｢君｣です。となると、彼は、｢君｣に恋をしていると言えました。
でも、歌詞では、好きとか恋ではないと表現されています。
さらに、歌詞を追うと、次の表現がありました。
もしかして これは恋？
好きになり始めるきっかけは何だろう？ 知りたいと思う気持ちだろう
やはり、｢僕｣は｢君｣に恋心を募らせていました。
では、なぜ、「好きではない」と言う一方で、「知りたいと思う気持ちが好きになるきっかけ」と考えたりするのでしょうか。
僕もわかっていないよ、という歌詞があるように、彼は、恋煩いの症状に戸惑っているだけだと思いました。
なぜなら、恋煩いには、思い焦がれるという特徴があるからです。
「僕」は、好きとか恋ではないと言いながら、これは恋？と戸惑っていました。
そして、知りたい気持ちが好きになり始めるきっかけと結論づけています。
起きてから四六始終、｢君｣のことで頭が1杯になってボンヤリとしている｢僕｣の画が浮かびました。
これは、執着していることでもありますから、「僕」は、強い憑執作用といった心理状態にあると考えられます。
だから、『知りたいこと』というタイトルの真意は、｢君に持った興味や関心が恋心かどうか、その答えを知りたい」と解釈しました。
終わりに
異性に持った興味が恋心かどうかの結論は、好きになり始めるきっかけは何だろう？知りたいと思う気持ちだろう、という歌詞で表されています。
つまり、｢君｣を知りたい気持ちは、恋心のことでした。
つまり、｢君｣を知りたい気持ちは、恋心のことでした。
そして、「恋ではないだろう、いや恋かもしれない、やはり君を知りたがっているから恋に違いない」というように、主人公が思いを巡らせる様は、恋煩いの特徴だと思います。
なぜなら、恋慕の情や、恋心を持って相手に執着してしまうという憑執作用が、歌詞に表されていたからでした。 終わり
■知りたいこと■
乃木坂46 ユニット曲『知りたいこと』は、22ndシングル｢帰り道は遠回りしたくなる」(2018)の収録曲でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、齋藤飛鳥・星野みなみ・山下美月・与田祐希の４人でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、齋藤飛鳥・星野みなみ・山下美月・与田祐希の４人でした。