歌詞の意味を考察・・・告白の順番を気にする理由
片思いの相手が鈍感だから、内気な主人公は待つしかない
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意中の人に告白をしてもらいたい願望を持っていることになります。
なので、主人公は女性と考えられました。
意中の男性がシャイな性格で、告白をしてくれないもどかしさが、歌詞で表されていると推測します。
歌詞を見ると、やはり主人公は、片思いをしている女性でした。
ですが、意中の男性は、シャイな性格ではありません。鈍いから主人公の恋心に気づかないようです。
それが分かる歌詞は、次の表現でした。
何も気づいていない鈍感な人 そのうち自分で気づいてくれるまで 絶対私の方が先に告白なんかしない
また、次の歌詞から、シャイなのは、「私」だったことが分かりました。
確かに 私は恋をしている だけど何も言い出せない 恥ずかしすぎる
「私」は内気な女性だから、告白の順番は男性が先だと考えているのでしょう。
果たして、彼女の胸に秘めた恋心はどうなったでしょうか。
クリスマスの夜 雪でバスが遅れて 自然に二人は同時に告白しましたとさ
クリスマスの夜が、両想いの糸口になっていました。
特に、日没後は、感情的になりやすい時間帯と言われています。学生であれば授業や時間外活動で疲れが溜まっていることでしょう。
だから、夕闇が迫りくる時間帯は、決断を促すのに最適と考えられています。
これは、「黄昏効果」と呼ばれていました。
そこへ、雪が積もるわけですから、同じバスを待っていた「私」と「あなた」は、非日常的な空間を共有したことが想像できます。
特に、冒頭の歌詞の、星空の停留所は、幻想的だと思いました。
だから、「私」は、告白をする勇気を持てて、鈍感な「あなた」が「私」の恋心に気づくことができたと解釈します。
終わりに
『告白の順番』は、意中の人からの告白を待つ女性の心理が描かれていました。でも、片思いの相手である男性は、女友達の恋心に気づかないほどに鈍い男性です。
片思いの相手がシャイな性格であれば、自分から積極的に行動することで両思いになれるかもしれません。
ですが、もし、自分が恋愛対象になっていなければ、精力的に動いても徒労に終わるだけでした。
両思いになれるチャンスがあるのかないのか見極められなければ、主人公のように「告白の順番」は相手から・・・と考えるのは仕方がないことです。
だから、主人公に共感できました。 終わり
■告白の順番■
乃木坂46 女子校カルテット『告白の順番』は、22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」(2018)のカップリング曲でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、女子校カルテット(秋元真夏・桜井玲香・中田花奈・若月佑美)の4人でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、女子校カルテット(秋元真夏・桜井玲香・中田花奈・若月佑美)の4人でした。