歌詞の意味を考察・・・『トキトキメキメキ』の意味を考える
意中の人に対する胸のときめきをもじったタイトル
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ときめきは、何かに期待していますから、熱望という意味にとれました。
乃木坂46の楽曲は、恋の歌が多いので、主人公が恋の実現を期待していることになります。
主人公は、意中の人を前にして、胸のときめきを感じていると推測できました。
歌詞は、次のようにストレートに表現されています。
君にトキトキメキメキときめいて 気持ちがソワソワするよ 本当は黙っていようって 今日は思ってたのに
この歌詞で、『トキトキメキメキ』は、胸のときめきを言いかえたことがわかりました。
気になるのが、本当は黙っていようって、という表現です。
ときめきを感じた後に、起こす行動は、好意を打ち明けることでした。
黙っていられないのは、「君」への好意と言えます。
だから、告白を決意したのでした。ですが、「僕」の恋の結末は描かれていません。
ただし、心に秘めた思いを打ち明ける緊張が伝わってきました。例えば、次の歌詞があります。
失恋なら 梅雨入り前に
この歌詞で、告白が失敗した時のことを想定していることがわかります。
さらに、やっと近づいて来たよ どこかに待ってた足音 期待している夏はもうすぐ、という表現もありました。
こちらは、「君」と一緒に夏を過ごすという結果を、待ち望んでいることになります。
告白が上手くいくかという「僕」の緊張感だけが描かれていることで、青春の甘酸っぱさを思い起こさせるのでした。
だから、『トキトキメキメキ』は、「君」との恋の実現を期待しているという、ときめきのことになります。
終わりに
「僕」が「君」へ好意を打ち明けることを決心したのは、清掃中のプールの底でした。「君」を探しに、教室へ出ていきます。
「僕」は、カーテンが揺れる窓から外を眺めました。彼に近づく「君」の足音が聞こえてきた所で、『トキトキメキメキ』は幕を閉じます。
この時の「僕」の緊張感を想像して、自分が告白した時のことを思い出しました。
玉砕の方が多かったです。
なので、『トキトキメキメキ』の歌詞で、期待と感傷が入り交じったようなやるせない気持ちになりました。 終わり
■トキトキメキメキ■
乃木坂46 三期生曲『トキトキメキメキ』は、20thシングル「シンクロニシティ」(2018)のカップリング曲でした。
また、4thアルバム「今が思い出になるまで」(2019)にも収録されています。
歌詞は秋元康さんでした。歌唱メンバーは3期生で、センターは岩本蓮加さんになります。
また、4thアルバム「今が思い出になるまで」(2019)にも収録されています。
歌詞は秋元康さんでした。歌唱メンバーは3期生で、センターは岩本蓮加さんになります。