歌詞の意味を考察・・・転がっている鐘は何か
理不尽な現実に直面して勇気がくじけた人
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それを鳴らせ!と言うことに、なります。
ゴミだと思っても、それは思い込みに過ぎないことを言いたいのでしょうか。
歌詞を見ると、その想像も間違ってはいないと感じます。
みんなに忘れられたあの鐘 握った拳振り下ろせばキレイな音が響くだろう
忘れられた鐘という歌詞が、理不尽な現実に直面して心が折れている人を表していると思いました。
なので「転がった鐘を鳴らせ!」は、自分を卑下する人に対する応援歌だと思いました。
どん底の状況でも自信を失う必要はないということになります。
主人公は、ネガティブな気持ちに支配されていました。
愛想笑い媚びへつらい生きるために繰り返してふと鏡を覗いたら口が曲がっていた
自分の気持ちを押し殺していることがわかります。
でも、自分を見つめ直す機会があったと思いました。
だから、次の歌詞のように、心境が好ましく変化していったのでしょう。
本当に大切な人生は そこに野ざらしのまま落ちてる 人はまさかと見過ごしてしまう退屈な日常のその中に 宝物はあるよ
道端に転がっている鐘でも、キレイな音を鳴らすことができるから無価値ではないのです。
これは、どんなに自分を卑下して存在意義を見失ったとしても、未来が閉ざされているわけではないことを言っていると思いました。
もちろん、メンタルが弱っている時は、歌詞にあるように、捨てられたあの鐘 世間から見放されたもの価値などない希望よ、という心境に陥るかもしれません。
捨てられた鐘にネガティブな印象を抱く人は、自分を同じように認識している可能性が高いのです。
ですが、人に迷惑をかけているのなら、ともかく価値がない人間はいないでしょう。
自信を持てなくても、価値がないわけではないと思うことが大切でした。
終わりに
転がった鐘は、道理に合わない厳しい現実に、打ちひしがれた人だと解釈します。そのような人はメンタルも弱っていて、どんな出来事もネガティブにしか認識できないと思いました。
「転がった鐘を鳴らせ!」の歌詞は、マイナスな出来事を肯定的に捉えています。
ネガティブな事柄をプラスに受け止めていく「リフレーミングの法則」を思い浮かべました。
だから、「転がった鐘を鳴らせ!」は、プラス思考であれ!というメッセージが込められていると考えます。 終わり
■転がった鐘を鳴らせ!■
乃木坂46「転がった鐘を鳴らせ!」は、10thシングル「何度目の青空か?」(2014)に収録されています。
歌詞は秋元康さんでした。
歌詞は秋元康さんでした。