【歌詞考察】乃木坂46「泣いたっていいじゃないか?」。泣いても良い理由とは | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46「泣いたっていいじゃないか?」。泣いても良い理由とは

歌詞の意味を考察・・・泣いても構わない理由


大人でも、悲しい時は悲しいのだ

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「泣いたっていいじゃないか?」の初見の印象は、男らしさに反発しているようなタイトルというものでした。

なので、初めは、主人公を女々しい男性だと考えています。

続いて、泣きたくなる理由が気になりました。失恋でもしたのでしょうか。

次の歌詞があるように、男だから泣いてもいいじゃないかというわけではありませんでした。

幼かったあの頃より強くなったわけじゃない 大人になったって 悲しいことはある

大人でも「泣いたっていいじゃないか?」ということになります。

ただ、主人公が、失恋したという予想は当たっていました。

永遠固く誓った愛はこんなに脆かったのか? 忘れないでと言ったあの瞳は 他の男見れるのか?

この歌詞で、主人公が、恋に破れたことがわかります。

永遠固く誓った愛という表現から、婚約破棄をされたような想像をしました。

結婚を考えていたのに、ご破算になってしまえば、子供じみた泣き方で感情を発散させたくなる気持ちはわかります。

なぜなら、悲しいとか切ない気持ちは、大人になったからといって、コントロールできるものではないからでした。

ガラスの水滴

大人らしさを心がけるのも立派ですが、周囲を気にしてばかりでは、ストレスが溜まる一方です。

メンタルの調子を崩しては元も子もないでしょう。むしろ、失恋して大泣きする大人の方が親近感が湧きました。

そして、大人でも「泣いたっていいじゃないか?」と開き直るべきです。

なので、大人でも悲しい時は悲しいのだから、「泣いたっていいじゃないか?」という解釈をしました。

終わりに

大人になったって悲しいことはある、ということで、大人でも子どもみたいに「泣いたっていいじゃないか?」という意味のタイトルと考えます。

そして、歌詞にあった、自分の感情を抑えるのは大事か? という表現に共感しました。

涙には、エンドルフィンが含まれています。エンドルフィンには、苦痛を和らげる働きがありました。

そして、エンドルフィンを流さないでストレスを溜め続けていると、コルチゾールが過剰に分泌されて脳細胞に悪影響が出ます。

だから、大人でも「泣いたっていいじゃないか?」と開き直ってエンドルフィンを排出して自律神経を整えることは理に適っていると思いました。 終わり


■泣いたっていいじゃないか?■
乃木坂46「泣いたっていいじゃないか?」は、18thシングル「逃げ水」(2017)の収録曲でした。

歌詞は秋元康さん。センターは、高山一実さんです。