歌詞の意味を考察・・・恋の特色
恋愛対象が、頭から離れないという憑執作用
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拝金主義に毒されている証拠になります。本来の意味は、気楽でした。
夏には、開放的なイメージがあります。だから、夏に気楽さを意識する状況が気になりました。
乃木坂46が、歌った夏と言えば、6枚目のシングル「ガールズルール」(2013)がありました。
歌詞が、女の子たちは 真夏に恋して 卒業して行く、となっているからです。
なので、今回の「夏のFree&Easy」も、真夏の恋の歌と考えました。
恋をしたいけれど自分の殻を破れない主人公が、Free&Easyと化していく世界観を想像します。
主人公が、Free&Easyと化していく歌詞は、次の表現でした。
いくら彼が大好きでも 伝えなきゃわからない 恋のジレンマ 夏だからやっちゃおう!
確かに、好きという感情は、言葉にしなければ伝わりません。
それはわかりますが、夏だから、というノリが非常に危ういと思いました。
あまり、思慕の念が強すぎると、悪い男に引っかかりやすいからです。
特に、危ういのが、水着より開放的にさあストレートに、という歌詞でした。
一夜限りの恋の予感がします。とは言っても、心に貯めてたあれもこれも・・・、とありますから、友人関係であった人が不意に恋愛対象に変わってしまったことが想像できます。
そして、寝ても覚めても気になっているから、心に貯めてた あれもこれも、という表現になっているのでしょう。
恋をするというのは、主人公のように特定の人物に支配されていることを言うのだなと思い出しました。
恋愛対象のあれもこれもが、心に貯まってしまうという憑執作用に囚われているのです。
主人公が発揮している情動から、恋の特徴は、憑執作用(恋の対象への執着心)であることを思い出しました。
その時に厄介なのが、自尊心ではないでしょうか。
みんな積極的でそう羨ましかった、という歌詞から、彼女は自分に自信を持っていないことが分かります。
そんな主人公が、「夏のFree&Easy」を獲得していく様を想像したので、甘酸っぱい感情が思い起こされました。
終わりに
「夏のFree&Easy」には、いつもなら躊躇してたことも 太陽は許してくれる、という歌詞があります。この表現が、12thシングル「太陽ノック」(2015)の、未来とは今が入り口 見逃せば前に進めない 太陽は味方、に通ずると思いました。
だから、「夏のFree&Easy」は、「太陽ノック」の後日譚と捉えています。 終わり
■夏のFree&Easy■
乃木坂46「夏のFree&Easy」は、2014年夏に発売された9枚目のシングルでした。
また、ファーストアルバム「透明な色」(2015)の収録曲でもあります。
歌詞は秋元康さん。
また、ファーストアルバム「透明な色」(2015)の収録曲でもあります。
歌詞は秋元康さん。