【歌詞考察】日向坂46 りまちゃんちっく「ママのドレス」。主人公とママの関係性 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】日向坂46 りまちゃんちっく「ママのドレス」。主人公とママの関係性

歌詞の意味を考察・・・主人公とママの関係性


若く見えるママをライバル視している

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主人公が、ママのドレスをどうしたいのかが、気になりました。それがわかれば、主人公と親との関係性がわかります。

例えば、母親のドレスに憧れを持っていれば、彼女に対する主人公の肯定的な感情を感じることができました。

いつか聞かされたラブストーリー 懐かしそうに パパと恋をした 星降る夜のダンスパーティー

この歌詞で、主人公が母親のドレスを借りたがっている理由がわかりました。

主人公は、母親から、父親との馴れそめを子どもの頃から聞かされたことになります。

寝床で聞かされる絵本の世界のように、ダンスパーティーのきらびやかな世界を空想していたように思いました。

年を重ねるうちに、主人公は、自分もダンスパーティーで未来の夫を探したいと考えるようになったのかもしれません。

だから、歌詞を借りれば、ママの後を継いで いつかパパみたいな人 見つけなきゃね、という心境になったと考えました。

ただ、主人公は、自分で買うことは考えなかったのかという疑問が生じました。

もちろん、義務教育の段階では、ダンスパーティーに行ける環境にはなかったでしょう。

ドアに掲げられているDANCEの電光文字盤

そして、年齢を重ねて、ダンスパーティーへ行こうと思っでも、まだ学生でした。

小遣いでは、賄えないのが、学生の辛いところです。

クラクションが3回鳴って 彼氏が迎えに来た、という歌詞がありますから、その彼氏に買って貰えそうな気がしました。

でも、その彼氏も、大学生かもしれませんから、ねだるわけにはいかなそうです。

あるいは、ドレスを買えるのに、買わないという選択をしているのかもしれません。

なぜなら、次の歌詞から、母親に対する感情が憧れではないように感じたからです。

ママがライバルなのだから遺伝子以上にがんばらなきゃ・・・玄関のドア 今開けたのは私じゃないよ 一瞬彼も見間違えてた ちょっと若過ぎだわ

娘と変わらない外見をした母親ということになります。そして、ストレートに、ママがライバルと表現されていました。

ということで、主人公の「ママのドレス」を借りる理由が、対抗心と解釈します。

終わりに

主人公は、娘に間違われるような母親に、嫉妬心を抱いていました。

だから、母親に対抗意識を燃やして、「ママのドレス」を着て男を振り向かせたがっていることになります。 終わり


■ママのドレス■
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日向坂46 りまちゃんちっく「ママのドレス」は、2019年10月に発売の3枚目のシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」のカップリング曲になります。

歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、りまちゃんちっく(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)の5人でした。

りまは、インドネシア語で、5。
ちゃんちっくは、可愛いという意味です。