歌詞の意味を考察・・・主人公とママの関係性
若く見えるママをライバル視している
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例えば、母親のドレスに憧れを持っていれば、彼女に対する主人公の肯定的な感情を感じることができました。
いつか聞かされたラブストーリー 懐かしそうに パパと恋をした 星降る夜のダンスパーティー
この歌詞で、主人公が母親のドレスを借りたがっている理由がわかりました。
主人公は、母親から、父親との馴れそめを子どもの頃から聞かされたことになります。
寝床で聞かされる絵本の世界のように、ダンスパーティーのきらびやかな世界を空想していたように思いました。
年を重ねるうちに、主人公は、自分もダンスパーティーで未来の夫を探したいと考えるようになったのかもしれません。
だから、歌詞を借りれば、ママの後を継いで いつかパパみたいな人 見つけなきゃね、という心境になったと考えました。
ただ、主人公は、自分で買うことは考えなかったのかという疑問が生じました。
もちろん、義務教育の段階では、ダンスパーティーに行ける環境にはなかったでしょう。
そして、年齢を重ねて、ダンスパーティーへ行こうと思っでも、まだ学生でした。
小遣いでは、賄えないのが、学生の辛いところです。
クラクションが3回鳴って 彼氏が迎えに来た、という歌詞がありますから、その彼氏に買って貰えそうな気がしました。
でも、その彼氏も、大学生かもしれませんから、ねだるわけにはいかなそうです。
あるいは、ドレスを買えるのに、買わないという選択をしているのかもしれません。
なぜなら、次の歌詞から、母親に対する感情が憧れではないように感じたからです。
ママがライバルなのだから遺伝子以上にがんばらなきゃ・・・玄関のドア 今開けたのは私じゃないよ 一瞬彼も見間違えてた ちょっと若過ぎだわ
娘と変わらない外見をした母親ということになります。そして、ストレートに、ママがライバルと表現されていました。
ということで、主人公の「ママのドレス」を借りる理由が、対抗心と解釈します。
終わりに
主人公は、娘に間違われるような母親に、嫉妬心を抱いていました。だから、母親に対抗意識を燃やして、「ママのドレス」を着て男を振り向かせたがっていることになります。 終わり
■ママのドレス■
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歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、りまちゃんちっく(潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)の5人でした。
りまは、インドネシア語で、5。
ちゃんちっくは、可愛いという意味です。