歌詞の意味を考察・・・タイトルの意味
失恋で恋をしないと決めたのに、恋心が不意を突いた
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ということは、タイトルから分かることは、気づきを話題として提供していることになります。
さらに、気づいたら恋に落ちてしまったわという驚きが込められていると思いました。
歌詞も、いつのまにか好きだった、となっていますから、不意に恋心を持ってしまったということになりました。
なぜ、恋心を抱いたことに驚くのでしょうか。
片想いの相手が、最初は、タイプでなかったなどの理由で恋愛対象外だったことが考えられます。
ただ、歌詞を見ると、相手の容姿は関係ありませんでした。
あんなに苦しくて 辛い日々 涙だってもう枯れた今の私よ 気づいたら片思い
主人公は、失恋して傷ついています。そんな苦い恋はしないと決めていたのでしょう。
なのに、一方的に恋慕う羽目になっています。芽生えた恋心に驚いたのでした。
その頑なに恋をしないという決意が分かる歌詞は、次の表現でも分かります。
ずっと傷つかない唯一の方法は わざと臆病でいることしかなくて
わざと臆病でいるという表現が気になりました。
失恋して傷心状態にあることを、わざとらしくアピールすることで、異性を近づかせないことでしょうか。
あるいは、友達との会話の中で、恋は禁句というルールでも設けたのかもしれません。
ですが、主人公は、失恋の痛手が癒えていないと思っていたのに、ストンと恋に落ちたのです。
そして、人混みの中 そう あなたを探していた、という状態に陥りました。
雑踏の中で、ポツリと「気づいたら片思い」と呟く主人公の画が浮かびます。
終わりに
ただ、ストンと恋に落ちた主人公かと思ったら、そうでもないようです。気づいたら片想い 認めたくはないけど 強情になっている分 心は脆いかも・・・受け入れるしかないね
恋心を認めたくないとう意地は、失恋したくない主人公の拒否反応と言えます。
そして、心が脆いというのは、今「あなた」にやさしくされたら冷静でいられなくなるという意味だ思いました。
失恋して惨めな思いをするのは嫌だと言いつつも、「あなた」の傍にいたいという願望に戸惑っているように見えます。 終わり
■気づいたら片想い■
乃木坂46「気づいたら片想い」は、2014年の春に発売された8枚目のシングルです。
また、ファーストアルバム「透明な色」(2015)の収録曲でした。
歌詞は秋元康さん。
また、ファーストアルバム「透明な色」(2015)の収録曲でした。
歌詞は秋元康さん。