歌詞の意味を考察・・・「流星ディスコティック」な空間とは
満天の星の下で踊る主人公ならではのオアシス
■流星ディスコティック
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歌詞は秋元康さん。
歌唱メンバーは、白石麻衣・松村沙友理の2人です。
ディスコティックとは、どういった意味でしょうか。
ディスコは、音楽を流してリズミカルに踊る店を言いました。
ティックが、漫画チックのそれと同じであれば、ディスコティックは、ディスコ的なという解釈になります。
「ディスコティック」な店は、リズミカルに踊ることができる店でしょう。
だから、初めは、流れ星(ミラーボール)があって「ディスコティック」な店が存在しているのかなと思いました。
しかし、歌詞に登場するのは、「流星ディスコティック」な店ではありません。
厳密に言えば、主人公だけの「流星ディスコティック」な空間が、存在していることになります。
では、主人公だけの「流星ディスコティック」な空間とは、どのようなものでしょうか。
バスから降りたくなったの・・・辺りは街灯りさえも見えない草原の外れ・・・360度空は両手を広げて すべてのもの見せてくれる 惜しげもなく美しい世界
主人公の「ディスコティック」な空間は、街灯がない草原の外れにありました。
ここで、主人公が目にした美しい世界が、何なのか理解できます。
タイトルにあるように、流星が美しいのです。
次の歌詞では、「流星ディスコティック」な空間が描かれていました。
流星ディスコティック ミラーボールが回ってる ほら踊りたくなってきた 見たこともない流星群 1人で貸し切りなんて
星が満ちている空を見上げていると、確かに解放感を感じることができます。
その解放感は、繁華街のきらびやかなダンスミュージックを踊れる店では、体感できないものでしょう。
さらに、主人公を虜にした「流星ディスコティック」な空間の魅力は、満天の星だけではありませんでした。
「流星ディスコティック」な空間の魅力がわかる歌詞は、次のような表現になっています。
見たこともない流星群1人で貸し切りなんて 自分がこんなにちっぽけなんだと見せつけられたわ 宇宙のこの無限大・・・幻想的な光と影 誰もいない私の自由
1人で貸し切りという歌詞があります。これが「流星ディスコティック」な空間の魅力だと思いました。
そして、貸し切り状態で踊りながら見る天然のミラーボールは、「私」の抱えている悩みを、小さくするのです。
そして、窮屈な思いをして悩んでいた自分も、ちっぽけに思えたのでした。
誰もいない大自然の「流星ディスコティック」な空間だから、解放感を味わえて、自由を満喫することができるのです。 終わり