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また、2016年の夏に発売された、15枚目のシングルでもあります。
歌詞は秋元康さん。センターは齋藤飛鳥さんでした。
「裸足でSummer」の歌詞にある情景描写が明るいので、楽しい世界観です。
1人で出かける景色よりは、意中の人との外出先の景色の方が鮮やかだからでした。
歌詞考察・・・なぜ「君」は裸足なのか
「君」は気まぐれな性格
「裸足でSummer」からは、海辺とかプールサイドを歩いているようなイメージを持ちます。さらに、乃木坂46の楽曲と言えば、恋の歌でした。なので、恋人と一緒に来ている主人公を想像します。
冒頭の歌詞に、次の表現がありました。
いつもの夏と違うんだ 誰も気づいていないけど 日差しの強さだとか 花の色の鮮やかさとか
日差しの強さや、花の色の鮮やかさがいつもの夏と違うというのは、どういった意味でしょうか。
情景描写だと思いました。「僕」の目には、花の色が鮮やかに映っているわけですから、胸を踊らせているのではないかと勘ぐってしまいます。
そして、胸を踊らせるには、何かに期待していなければなりません。
「僕」は、何に期待しているのでしょうか。それがわかる歌詞は次の表現でした。
何度も季節は巡って どこかに忘れていたもの 誰かを好きになる 切ない入り口を
「僕」は恋をしているのですね。そして、胸に膨らませていた期待は、意中の人に会えることを心待ちにしている喜びということになります。
その意中の人は、単なる片思いの人なのか、それとも恋人の関係にあるのか気になりました。
ただ、次の歌詞にあるように、親しい関係にあるようです。
サイドウォークで 太陽が似合うのは君だ ルイボスティーを飲みながら なぜ 1人微笑むの?
サイドウォークは、商業施設の連絡路とか、バルコニーに敷いてあるタイルということでしょうか。
テラス席のあるカフェ店を想像します。
そこで、「僕」と「君」が待ち合わせをしていたのでしょう。
ただ、「君」の微笑みが ルイボスティーが美味しかったからなのか、「僕」と過ごせるからなのかがわかりません。
ただ、次の歌詞からは、「僕」が「君」に片思いしていることがわかります。
男友だち その中の1人が僕だ 悔しいけどしょうがない 告白もしていないし 今の距離感 心地いい 素直で楽なんだ それなら僕も裸足になって 一緒にどこでも歩いて行くよ
この歌詞からわかることは、「君」がサイドウォークで微笑んだのはルイボスティーが美味しかっただけと言えそうです。
「僕」に好意を持っているから微笑んだとは、考えにくいですね。
男友達の1人であることに悔しさを感じても、その距離感が楽だと「僕」は思っているのでした。
なぜなら、「君」と一緒にいると花の色が鮮やかに見えるからです。
終わりに
それなら僕も裸足になって 一緒に・・・という表現で、タイトルの「裸足でSummer」の意味が理解できます。片思いの「君」は、裸足でフラフラするほどに行動が読めなくて、気まぐれです。
でも、そんな「君」と過ごせる「裸足でSummer」に「僕」は満足なのでしょう。 終わり