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歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、2期生と3期生です。
センターは、2期生の金村美玖さんでした。
1960年代のアポロ計画に、なぞらえて達成困難な目標は「ムーンショット」と呼ばれています。
「Dash & Rush」の主人公もある意味、「ムーンショット」に近い夢を抱いていました。
オーディションを受ける主人公に、日向坂46のメンバーが重なります。
歌詞考察・・・何に向かって「Dash & Rush」か
壮大な目標「ムーンショット」に「Dash & Rush」
Dashは、全力疾走や突進という意味で、 Rushは急ぐことでした。「Dash & Rush」の世界観は、突進して急ぐような状況になっているのでしょうか。
「Dash & Rush」が収録されている表題曲「ドレミソラシド」の世界観は、横断歩道を渡る女性に恋をする物語でした。
だから、「Dash & Rush」も恋にまつわる物語と想像します。
片思い相手に、「Dash & Rush」する主人公が思い浮かびました。
ですが、歌詞を見ると、恋の話ではありませんでした。なぜなら、次の歌詞があったからです。
どんな仕事かわからない オーディション もし力を試したいなら ここまで来いよと面白そうだし 暇ならば 腐るほどある
オーディションとあるので、つい坂道合同新規メンバーオーディションを思い浮かべました。
坂道合同新規メンバーオーディションは、2018年に行われています。
乃木坂46、欅坂46、当時のけやき坂46の選考オーディションでした。
この選考によって、日向坂46の3期生として上村ひなのさんが選ばれています。
「Dash & Rush」の主人公に、けやき坂46であった頃のオーディションを受けた現在の日向坂46のメンバーを重ねても良さそうです。
なぜなら、次の歌詞があったからでした。
1が10になり100になる 力合わせれば強いぞ 夢が星になり月になる 空はいつだって希望だ
日向坂46のテーマカラーは空色です。
歌詞にある、空はいつだって希望だ、は日向坂46のテーマカラーを意識していることになりました。
ますます、日向坂46のメンバーが主人公に思えてきます。
主人公が日向坂46のメンバーなら、歌詞にある、人の良さそうなオヤジ、というのは、秋元康さんのことになるでしょうか。
彼の元に、1人2人集まって、けやき坂46という夢が達成できています。
そして、日向坂46への改名が、星になり、という表現になっていると思いました。
であるならば、月は、どんな未来を思い描いているのか気になります。
達成が困難な目標という意味の、「ムーンショット」という言葉がありました。
1960年代におけるアポロ計画は、人類を月に送り込むという前代未聞の計画です。
それになぞらえて、実現不可能であるけれども、達成すれば心理的な衝撃を与える挑戦が「ムーンショット」でした。
日向坂46の「ムーンショット」は、どんな構想になっているのでしょうか。
紅白歌合戦に単独出演することか、ドームツアーといったところでしょうか。
けやき坂46として、初めての握手会は数える人しか並ばなかったようです。
ですが、2019年の3月に行われた日向坂46のデビューカウントダウンライブは、2日間で24000人を動員しました。
それを考えると、ドームツアーといった「ムーンショット」もあながち無謀とは言えません。
終わりに
気になった歌詞が、ヒヤシンスと引き換えに、という表現です。2期生の宮田愛萌さんが、自身のブログで、ヒヤシンスに触れていました。
花は大好きだけれど、花を開かせることはできなかったという自虐的なブログです。
「Dash & Rush」の主人公が宮田愛萌さんに思えてなりません。 終わり