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歌詞考察
自分を変えたい「私」
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2013年に発売された「君の名は希望」のカップリング曲に「ロマンティックいか焼き」がありました。「ロマンティックいか焼き」の歌詞に、空の太陽がハート焦がしてる、があります。この表現によって、主人公が「あなた」に舞い上がっていることが理解できました。
なので「光合成希望」の主人公「私」は、過呼吸に陥るほど誰かに恋焦がれているのかなと妄想します。その妄想は、光合成どこへだって連れ出して強い日差しを浴びたい、という歌詞で違うことがわかりました。誰かに恋をしているわけではないのです。ただ日差しを浴びたいだけの「私」でした。
光合成をするには太陽光が必要です。だから日差しを浴びたいから光合成希望ということになるのでしょう。となると、外へ出たいというきっかけが気になりました。それは次の冒頭の歌詞でわかります。
向日葵が似合わないってある日誰かから言われて傷つく真夏の太陽苦手でしょ? 部屋にひきこもっているようで
向日葵が似合わない人間というと、青白い顔で痩せっぽちである人間をイメージします。ということは、「私」は健康的ではないとディスられたと感じたのでしょう。そして、それは心外だということで、光合成どこへだって連れ出して、という歌詞になっていると思いました。主人公が納得できない自分への表現は、まだあります。
おとなしいタイプだろっていつも思われているのはどうして? 漫画を読むのが趣味なせい? ずっとカーテン閉めてるイメージ確かに私は人見知りで友達とかはそんなにいない
「私」は、人見知りで友達がいないことを自覚していました。そして、そんな自分を変えたいという願いが「光合成希望」ということになります。
終わりに
「ロマンティックいか焼き」の主人公と「あなた」は恋人同士でした。だから、太陽でハートを焦がすことができます。「光合成希望」の「私」は、誰かに恋をしているわけではありませんが、活動的になりたいという希望はあるでしょう。
なぜなら、強い日差しを浴びたい色白な肌がどれだけ日に灼けてもいい、という歌詞があったからでした。そして、自分に期待しているという表現も、きっと使ってない葉緑素が命の養分になって元気に輝く葉っぱのように、という歌詞で表れています。 終わり