乃木坂46 西野七瀬ソロ曲「ひとりよがり」は、2015年に発売されたファーストアルバム「透明な色」に収録されています。作詞は秋元康さん。
ひとりよがりは、他人の意見に耳を傾けないという意味でした。自己中と言い換えても良さそうです。自分勝手な主人公に振り回される恋人。あるいは恋人が自己中でそれに振り回される主人公が思い浮かびましたが、「ひとりよがり」で展開される自己中はどんなものでしょうか。
サヨナラを思い出すとまたすぐ涙が溢れる私のわがままなのにあなたは微笑みながらぎゅっと抱いてくれた頑張れって・・・
この歌詞から、主人公の「私」がわがままだということがわかります。そんな「私」を優しく抱く「あなた」は恋人でしょう。そして、「私」は、サヨナラを思い出して泣いていますから、「あなた」との関係は、すでに終わっていると考えられます。
夢をひとつ叶えるため大事な人と別れた恋はきっと邪魔になるから強く強くなりたいと願ったひとりよがり
「あなた」と別れてまでも叶えたい夢が「私」のわがままということがわかりました。その夢とは何なのか? ということになりますが、歌詞には具体的に書かれていません。元乃木坂46の西野七瀬さんのソロ曲ということで、「私」を西野さんと考えてしまいます。そうなると、夢は「乃木坂46」で「あなた」は故郷に残した元彼と解釈しました。そして、強くなりたいと願っていることから、「私」は弱い人間だと言えます。そして、その弱さが垣間見える表現がありました。
もしも引き止められたら私はどうしてたかなだからキスもせずに見送ったの
この歌詞から「私」は「あなた」に行かないでくれと言われたら、夢を諦めた可能性が高いと思いました。もしかしたら、「私」は引き止めてもらいたかったのかもしれません。だから、「私」は自分のことを「ひとりよがり」と自虐的に言っているのでしょう。夢を叶えたいわがまま、自分から振っておいて引き止められたらどうなったか分からないと妄想するわがまま。そんなわがままが情けなくて「私」は泣いているのでしょう。
わがままを言って「あなた」と関係が終わったことを悲しんだ「私」は泣きました。また、「私」から振っておいて「あなた」から行くなと言われていたらと想像するわがままもあります。
「私」のわがままに後悔の念が感じられました。そんな風に「私」が泣いてしまうのは「あなた」の懐が深いからです。それがわかる歌詞は次です。
ホントはそう私は弱虫知ってたから背中押してくれたね・・・昨日あなたに褒められたひとりよがり
「私」に振られたにもかかわらず「あなた」は彼女の夢をわがままと捉えず応援していたのです。だから「私」は思い出しては泣いていたのでしょう。 終わり
歌詞考察
「あなた」を振ってまで夢を叶えたいわがまま
amazon music |
サヨナラを思い出すとまたすぐ涙が溢れる私のわがままなのにあなたは微笑みながらぎゅっと抱いてくれた頑張れって・・・
この歌詞から、主人公の「私」がわがままだということがわかります。そんな「私」を優しく抱く「あなた」は恋人でしょう。そして、「私」は、サヨナラを思い出して泣いていますから、「あなた」との関係は、すでに終わっていると考えられます。
夢をひとつ叶えるため大事な人と別れた恋はきっと邪魔になるから強く強くなりたいと願ったひとりよがり
「あなた」と別れてまでも叶えたい夢が「私」のわがままということがわかりました。その夢とは何なのか? ということになりますが、歌詞には具体的に書かれていません。元乃木坂46の西野七瀬さんのソロ曲ということで、「私」を西野さんと考えてしまいます。そうなると、夢は「乃木坂46」で「あなた」は故郷に残した元彼と解釈しました。そして、強くなりたいと願っていることから、「私」は弱い人間だと言えます。そして、その弱さが垣間見える表現がありました。
もしも引き止められたら私はどうしてたかなだからキスもせずに見送ったの
この歌詞から「私」は「あなた」に行かないでくれと言われたら、夢を諦めた可能性が高いと思いました。もしかしたら、「私」は引き止めてもらいたかったのかもしれません。だから、「私」は自分のことを「ひとりよがり」と自虐的に言っているのでしょう。夢を叶えたいわがまま、自分から振っておいて引き止められたらどうなったか分からないと妄想するわがまま。そんなわがままが情けなくて「私」は泣いているのでしょう。
終わりに
amazon |
「私」のわがままに後悔の念が感じられました。そんな風に「私」が泣いてしまうのは「あなた」の懐が深いからです。それがわかる歌詞は次です。
ホントはそう私は弱虫知ってたから背中押してくれたね・・・昨日あなたに褒められたひとりよがり
「私」に振られたにもかかわらず「あなた」は彼女の夢をわがままと捉えず応援していたのです。だから「私」は思い出しては泣いていたのでしょう。 終わり