amazon musicで スカウトマン |
そして、4枚目のアルバム「今が思い出になるまで」(2019)TYPE-A の収録曲でもありました。センターは堀未央奈さんです。
歌詞考察
スカウトされたことで存在理由を考える主人公
「スカウトマン」というタイトルから想像できるように、主人公はスカウトされました。冒頭の歌詞では、君みたいに可愛い子はいない これが名刺 話だけでも聞いて、とありますから、主人公の容姿は端麗であると想像してしまいます。ですが主人公は、なぜスカウトされたのかわかっていません。むしろ自分に自信がないように思えます。それがわかる歌詞は、私の商品価値とは? 一体なにを売ればいい? 何もないよ 普通のニート プライスを教えてスカウトマン・・・私は生きてる価値ある? ホントに求められてるの? 欲しいものは全部あげる 誰かが構ってもらえるなら・・・などでしょう。ここで、気になる表現がありました。私は生きてる価値ある? です。主人公は、なぜそのようなマイナス思考を持っているのでしょうか。それは歌詞にあるようにニートであることが原因だと思います。
自尊心は、自分を大切にする気持ちを言いました。ですから、自分は生きてる価値がないと思い込んでいる主人公は自尊心が低いと言えます。そして自尊心が低い原因は自信の無さが原因となりますが、ニートですとお金を稼いでいないという現実に心を痛めているのだと思いました。また気になる歌詞がありました。欲しいものは全部あげる 誰かから構ってもらえるなら、というところです。これは、スカウトマンに悪意があれば騙されてしまうのではないかと心配になりますね。
終わりに
「スカウトマン」の主人公のようにスカウトされるほどの容姿端麗でも自信がないせいでチャンスを失うことを考えれば、自尊心が低いことはデメリットでしかないでしょう。もちろん鼻にかけるよりは良いと思いますが、歌詞にあるようにニートが原因で自尊心が低いのであれば、いっそのことスカウトというチャンスに乗っかって芸能活動してしまえば良いのではないかと思いました。
ただ、スカウトマンの台詞と思われる歌詞があります。買い物とかお金がいるでしょう? 君だったらかなり稼げるマジで・・・です。これがスカウトマンの本心なのか、それとも主人公を騙そうとしているのではなかろうかなどと余計なことを考えてしまいました。 終わり