乃木坂46ユニット曲「頬杖をついては眠れない」歌詞考察。鋭い女の勘 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46ユニット曲「頬杖をついては眠れない」歌詞考察。鋭い女の勘

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今が思い出になるまで
「頬杖をついては眠れない」は4枚目のアルバム「今が思い出になるまで」TYPE-Aの収録曲となっています。作詞は秋元康さん。

歌唱メンバーは、秋元真夏・斉藤優里・白石麻衣・新内眞衣・高山一実の5人でした。

斉藤優里さんは卒業を発表したばかりですね。最後のユニット曲といったところでしょうか。


歌詞考察


頬杖をついては眠れない理由・・・恋人との仲が終わりかかっている?

恋人(と思われる)に何かしら違和感を抱いている女性が主人公と考えました。恋人に対する違和感というのは、いわゆる別の女がいるのではないかという女の勘といったところでしょうか。

女の勘が鋭い人というと匂いに敏感な人と考えてしまいます。ですが「頬杖をついては眠れない」の主人公はそういうわけではなさそうでした。観察したものから何かを推測することに長けているのでしょう。

どういう顔でどこを見ていたんだっけどうだっていいけれどなんでだろう引っかかってるの女の勘とか、という歌詞があります。女の勘が発動したと考えてしまうのですがつまり、主人公は自分に視線を向けない恋人に失望しているのでしょう。そして、なにかが怪しいと思っているのではないでしょうか。浮気を疑っているようにも思えます。

そして、浮気を疑った主人公は恋人を問い詰めるのかと思いきや違いました。歌詞を見てみると、気にすれば気になるわ言葉の骨刺さってる飲み込んだけれど喉の奥がちょっと変な感じ咳払いをしても言いたいこと吐き出せないのよ、とあります。

この歌詞にある、言いたいことというのは、もう私に興味ないでしょうという言葉だと思います。喉元まで出かかったその言葉を骨と表現したわけですね。言いたいことを我慢している主人公ですから、当然歌詞に、イライラしてきて何かに当たりたくなる、と書かれているのも理解できます。イライラしているから、「頬杖をついては眠れない」となるのでした。

終わりに


「頬杖をついては眠れない」の主人公は、女の勘を発動させたと考えました。そして恋人に別れを告げられて彼が出て行った部屋で呆然としていたのかもしれません。そうなると、この時の女の勘という歌詞はどのような意味になるでしょうか。
すでに主人公は振られたということが考えられます。となると、愛してたし愛してるだってあなたのこと、という歌詞からわかることは振られたけど未練があって眠れないのが主人公なのだということでしょう。どちらにしても、主人公と恋人の仲は修復不可能なほどに溝があるような切ない歌詞だと思いました。 終わり