歌詞の意味を考察・・・タイトルの違和感の正体
男友達として君の恋を応援するのは、強がりである
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ここで、「僕」と「君」は恋人同士だと想像しました。
ですが、タイトルが『男友達だから』となっていますから、彼らが恋人同士と考えるには、違和感を感じます。
その違和感の正体は、次の歌詞で解消しました。
彼だって落ち込んでるはず 早く電話してやれよ
彼は、「君」の恋人でした。
だから、「僕」が駆けつけたのは、友達としての態度になります。
いわゆる友達以上恋人未満という関係ですから、タイトルの意味が分かりました。
「僕」は、男友達だから「君」を放っておけないのです。
ここで、疑問が生じました。男友達として駆けつけているけれども、本当の気持ちはどうなのか?という疑念です。
付き合いたいけれども、「君」には特定の彼がいるから、「僕」は恋心を隠しているのではないかと考えてしまいました。
「僕」は、本当に幼馴染として恋人と上手くいっていない「君」を励ましているのか?
無理していないか?と邪推します。
歌詞には、友達だから・・・そう君にとっては男友達、としか書いていないので、「僕」の本当の気持ちはわかりません。
私、のら猫ひろしだったら、恋心を隠しつつ男友達として付き合うような振る舞いはできません。
なので、「僕」が異性の友達の恋を応援しているのは、強がりではないか?とうがった見方をしてしまいます。
MANISH 「もう誰の目も気にしない」の主人公も恋心を秘めている
秘めた恋心を、飾ってた心と歌った 楽曲に、MANISH の「もう誰の目も気にしない」がありました。1990年代前半の曲です。MANISH の「もう誰の目も気にしない」では、怖がってた恋になることを・・・とか小さな勇気確かめる・・・隠していた魅かれてることを・・・という歌詞があります。
意中の人に対する恋心を隠していることが分かりました。
同じように、『男友達だから』の「僕」も、恋心を秘めているのではないかと解釈します。
終わりに
MANISH の「もう誰の目も気にしない」の歌詞には、恋を怖がるとか、魅かれるのを隠していた、がありました。相手に恋人がいて、恋心を打ち明けることができない状況を想起させる表現です。
『男友達だから』における「僕」の心境そのものでした。
加藤史帆さんが歌う「僕」も本当は、MANISH の「もう誰の目も気にしない」のように、飾ってた心脱いで会いたいと解釈します。 終わり
■男友達だから■
日向坂46加藤史帆さんのソロ曲『男友達だから』は、2018年発売のけやき坂46名義ファーストアルバム「走り出す瞬間」のTYPE-Bに収録されています。
作詞は秋元康さん。
また個人的に日向坂46でバラエティー能力が高いのは加藤さんだと思っています。
特に、テレビ東京の「ひらがな推し」における加藤史帆さんは面白いですね。
例えば、日向坂46メンバーは、若林正恭さんに、いじられがちです。
特に、高本彩花さんを女として見ているという加藤さんのガヤは、本気なのか、冗談なのかわからないという点で笑えました。
また、若林正恭さんの書籍「ナナメの夕暮れ」を読んだという小坂菜緒さんに対して、加藤さんが、自分も「ナナメの夕暮れ」を持っていると割り込んでいきます。
読んだ感想は?と言われても、買いましたで通すところも、なかなか個性的でした。