歌詞の意味を考察
「君」が沈黙する理由・・・「僕」に興味が無くなっている
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怒っているから黙っているとも言えます。
また、相手に興味が無くなれば言葉を交わしたい欲求は削がれると思いました。
まだ、感情的に言い合いでもしていれば、気持ちのベクトルが互いに向いていることになります。
対応を間違わなければ関係が終わることはないでしょう。だから、恋人が沈黙したら、もう関係が終わっていると考えて良いのではないでしょうか。
それを踏まえると「僕」は、「君」の口数が減っていることに胸を痛めているのではないかと想像できました。
「僕」は何かをやらかして、「君」に嫌われていると言えます。
そう考えればタイトルの「沈黙した恋人よ」に続く言葉は、反省のそれになると思いました。
では、「僕」は何をやらかして、反省しているのでしょうか。
歌詞には、君が大事なものを僕は見過ごしているそばにいることが当たり前、とあります。
「君」に対する感謝の気持ちを「僕」が持っていないと思いました。
「君」の気持ちに無頓着であったのでしょう。だから、「君」が大事なものに気づかなかったのです
そういった「僕」と「君」の間にある心の距離が遠いことを示しているのが、次の歌詞だと思いました。
同じ青空を見ているのに 鳥はどこへ行った?
一緒に感情を共有できていないことがわかります。
だから、「君」が沈黙する理由は、「僕」との関係の継続を諦めたからと言えました。
バイクの不安定さと恋愛関係のそれを絡めている
また、秋元さんが「僕」と「君」をバイクに乗らせた理由が気になります。
バイクは、扱い方を間違えると、バランスを崩しやすい乗り物でした。
注意が散漫だと最悪の結果を招くのです。
その危うさは、恋愛関係にも当てはまると思いました。
例えば、歌詞に、いくつのカーブ曲がれば重なる身体はバランスを取り戻すかなとあります。
カーブは、転倒するなどして、怪我しやすい場所でした。
そこをバイクで走っている「僕」と「君」のすれ違いの関係のような危うさを感じます。
カーブを曲がる運転も、「僕」と「君」の関係も、慎重にしないとこけるぞということだと思いました。
だから、 いくつのカーブ曲がれば重なる身体はバランス取り戻すかなという表現が、「僕」と「君」の関係が終わりかかっていることを意味していると考えます。
終わりに
バイクは、本当に不安定ですから、それを終わりかけた恋愛関係に見立てるのは、なるほどなと思いました。バイク1つで、色々な解釈が楽しめます。 終わり
■沈黙した恋人よ」■
りまちゃんちっく「沈黙した恋人よ」は、2018年に発売された、けやき坂46ファーストアルバム「走りだす瞬間」の収録曲です。作詞は秋元康さん。
りまちゃんちっくは、斎藤京子さんのブログによれば、潮紗理菜・加藤史帆・佐々木久美・高本彩花・斎藤京子の5人による、けやき坂46内ユニットでした。
りまちゃんちっくの名前の由来も、ブログに書いてありました。インドネシア語で「りま」は数字の5、「ちゃんちっく」は、かわいい、という意味だそうです。
つまり、インドネシア語で可愛い5人ということですね。
りまちゃんちっくは、斎藤京子さんのブログによれば、潮紗理菜・加藤史帆・佐々木久美・高本彩花・斎藤京子の5人による、けやき坂46内ユニットでした。
りまちゃんちっくの名前の由来も、ブログに書いてありました。インドネシア語で「りま」は数字の5、「ちゃんちっく」は、かわいい、という意味だそうです。
つまり、インドネシア語で可愛い5人ということですね。