amazon musicで ガラスを割れ! |
美内すずえさんは、「ガラスの仮面」で、役をどんなに演じ切っても役者の素顔がのぞいてしまう脆さを表現しています。
ガラスの性質を連想させることで、演じる難しさを訴えていました。
そして、TUBEは、「ガラスのメモリーズ」において、ガラスのキラキラと輝く特性を恋の記憶に絡めています。また、終わった恋も、ガラスの特性(割れたら戻せない)を用いました。
歌詞の意味を考察
ガラスは見えない檻である
ガラスが用いられることによって、のら猫ひろしは、感情移入をしました。
果たして秋元さんが、ガラスを用いた思惑は何でしょうか。
歌詞には、閉じ込められた見えない檻から抜け出せよRock you! や、リードで繋がらなくてもどこへも走りだそうとしない、躾けられた犬でいいのか、とあります。
そして、ストレートに、抑圧のガラスを割れ!とあります。確かに従順な人を、飼いならされた犬と揶揄します。
だから、自己主張をしない人間に向かって、躾けられた犬でいいのかと問いかけるのは、当然と言えました。
そして、リードに繋がっていないのに、走りださないのは、環境から抜け出せないという思い込みがあるからです。
その状況を見えない檻になぞらえて、俺たちは犬じゃない!と叫んでいるのでしょう。
思い込みは、主観的です。その主観的な思い込みは、やはり、動かない習慣に起因しているのです。
その勝手で、主観的な思い込みは、今こうなったから、次も同じような結果になるだろうという囚われでもありました。
鎖で繋がれて、何十回も動けなかったら、確かに、無気力になりがちです。
そうなると、何をやってもダメだろうとネガティブモードに陥ってしまいがちでした。
「ガラスを割れ!」は、そんな人を奮い立たせる楽曲になっています。
終わりに
主観的な思い込みで、自分を追い詰めることがありました。なぜなら、悲観的な考え方に支配されているからです。
ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)は、そのような勝手な思い込みも煩悩として批判的な姿勢を取りました。
なので、のら猫ひろしは、秋元康さんがブッダに見えます。
なにはともあれ、自分の主張が通らないと、無気力になるのでした。
無気力になると、合理的判断が鈍ってしまいます。
だから、自分は何をやっても駄目だという思い込みを払拭しなさいというメッセージが、欅坂46の「ガラスを割れ!」に込められていると解釈しました。 終わり
欅坂46「ガラスを割れ!」は2018年春に発売の6枚目のシングルです。作詞は秋元康さん。
欅坂46が綾野剛さんと共演したドコモのハピチャンなどのコマーシャルが記憶に新しいです。
ハピチャンは、学生向けサービス「ドコモの学割」のコマーシャルで展開されたキャンペーンでした。
欅坂46が綾野剛さんと共演したドコモのハピチャンなどのコマーシャルが記憶に新しいです。
ハピチャンは、学生向けサービス「ドコモの学割」のコマーシャルで展開されたキャンペーンでした。