欅坂46「避雷針」歌詞の意味を考察。君と僕の関係性 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

欅坂46「避雷針」歌詞の意味を考察。君と僕の関係性

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避雷針
「避雷針」は、雷を地面に流す装置ですね。

雷を悲しみなどに例えて、それを受け流す役割を欅坂46メンバーに担わせたということでしょうか。






歌詞の意味を考察


僕(欅坂46メンバー)が避雷針となって君(平手友梨奈)を守る

メンバーに、避雷針の役割を託して誰を守るのでしょうか。MVを見ると、映像では、山の頂上に、枝が突き刺さっていて、傍らに平手さんが横たわっています。

また、平手さん以外の欅坂46メンバーが、向かっているのも、平手さんのいる山でしょう。ということは、横たわっている平手さんを守るために、欅坂46メンバーが避雷針になっていることがわかります。

グループ活動の長所は、特定の誰かが批判されたら、他のメンバーが矢面に立って、それを受け止めることができることでした。

そういった意味で「避雷針」の歌詞には、不器用な君を守るには 僕がその盾になるしかない・・・どんな理不尽だって許容できるさ 気配を消して支えると書いてあることがわかります。

欅坂46メンバーの「僕」が平手友梨奈さんである「君」を守るのですね。

雷

僕(一般人の平手)が君(欅坂46平手)を見守っている

また、「君」も「僕」も平手さんであるという見方もあると思いました。

欅坂46の平手さんである「君」と、一般人である平手さんを「僕」と考えるのです。

このように考えて、改めて、「避雷針」の歌詞を読み返しました。

心を閉ざして僕をいつまで待たせるんだ? 君っていつも何か言いかけて 結局言葉飲み込むよ

「君」は、欅坂46として、パフォーマンスをすることに行き詰まった平手さんだと思いました。

そして、欅坂46を続けるのか続けたくないのか「君」の答えを、普通の生活を営む平手さんこと「僕」が待っていると考えます。

終わりに

2017年の「不協和音」から、平手友梨奈さんの印象が変わったなと感じます。

陰りを帯びたような雰囲気をまとっているように感じました。

もちろん「不協和音」の世界観が、反骨精神をテーマにしているからではなくて、動画サイトにアップされている番組の印象とか、トーク番組の表情とかが、2016年の頃と違うのです。

また、発煙筒などの騒動もありました。この騒動が、平手さんの芸能活動の負の側面を露わにしたと思います。

そして、憂いを含んだ平手さんが、「避雷針」で言うところの「君」ではないかと考えてしまいました。  終わり


■避雷針
欅坂46「避雷針」は、2017年秋に発売された5枚目のシングル「風に吹かれても」の収録曲です。

作詞は秋元康さん。